【デイドリRI】第7~9話についての小話

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カクヨムエブリスタNolaノベル

7~9話はノエル姉弟の過去編でした。
今では華やかに見える二人ですが、幼い頃にたくさん苦労をしたみたいです。


<両親の会社が潰れて一族が離散>
これは第4話でチラッと語られていたことですね。
クロエお姉様が10歳、ミシェルくんが3歳くらいの頃かな。
ある程度教養があったクロエお姉様が何とか頑張っていましたが、正攻法では生き残れなかったと……。
自信過剰で高飛車で傲慢なクロエお姉様ですが、搾取されるだけの人生を送っていたらそうもなりますわ……(´;ω;`)
でも、汚したくなる魅力を持つ17歳クロエお姉ちゃんって罪深いですね←
そして、そんな姉を近くで見ていたのに何もできなかったミシェルくん。
その時の悔しさが、今の愛情深さに関連しているんでしょう……。

<ルシファー>
教会信仰のある人間の魂を好んで殺しまくっていた偏食種グルメ、ルシファー。
まぁこの辺は私の中二病が仕事をしていますね(笑)
カクヨムのコメントで「ミカエル(ミシェル)とルシファーの邂逅ですね」といただいて、何も考えていなかった私はそのコメントを下さったまりかさんが天才に思えました!!!そんなおしゃれな考えは全くなかった!😇(笑)
様々な独自の能力を持つ偏食種グルメですが、ルシファーは魂に直接傷をつけることができる能力を持っています。魂についた傷はそのまま肉体に還る。魂の足を千切れば本物の足も千切れると。つまりデイドリ内の魂は人の形をしているんですね~。
人間側は魂を守る術なんてないから、もうされるがまま。ルシファーさんにとってはまな板の上で材料を切ってフライパンで炒める料理みたいな、そんな感じです。つおい。

<訓練所での束の間の幸せ>
フランチェスカに連れて来られた訓練所で、ミシェルは少し元気になります。そしてクロエはフランチェスカを妄信的に信仰するように。
フランチェスカのような存在をクロエはずっと待っていたんです。辛くて苦しいことから救ってくれる自分だけの神様。弱ったところで優しくされたら、それはもう劇薬ですよね。
そして、ユリウスさんとフィリップさんのお名前が出てきました。作者はとってもニヤニヤしていました(笑)ある意味学園モノの要素になるのでしょうか。ライバル関係のユリウスとクロエ。きっと成績以外のどうでもいいことまで争っていたんでしょう。掃除の速さとか、読書量とか。何かの息抜きの時にでも書きたいですね。
そして、ミシェルくんが口喧嘩して負けた女の子。これはデイドリ本編16話でのミシェル君の台詞、

『姉様、カタリナは僕の友人です。同胞に最低限の敬意すら払えない狭量きょうりょうな姉様は、嫌いです』

に繋がるのです。ふふふ、楽しい……( *´艸`)

<ミシェルくん、サイボーグ化>
ルシファーとの戦いで死んでしまったミシェルくん。つらぁ……鬼畜作者😥(おまえだ)
宇宙の石ミティアライトのおかげで急激に技術が進化した設定ですが、正直この辺の知識は付け焼刃でそれっぽく書いてるだけです😇有識者に突っこまれたらあっという間に論破されます。でもこれ、創作だから……!←
脳だけそっくり乗せ替えたような状態ですが、それならミシェルくんそっくりのヒューマノイドを作った方がある意味手っ取り早いんですよね。なぜサイボーグという手段を選んだのかは、もう少し先で語られます。
おめめがミティアライトなわけですが、目って外部に晒されてるし直接傷が付きやすいのに何で?って思うけど、そこにロマンを感じません???感じて😇←

<クロエお姉様の葛藤>
クロエお姉様のしんどいポイント
①ミシェル死んじゃった←認めたくない!
②ミシェルの死亡届にサインしちゃった←自分で認めちゃった←認めたくない!!
③ミシェルがサイボーグになっちゃった←世間的に死んでる←認めたくない!!!
④ミシェルが自分の弟と世間的に認められない←認めたくなぁい!!!!
とにかく何もかも認めたくなくて目を背けまくるクロエお姉様。地雷が多すぎる。そりゃあミシェルくんもサイバーサングラスが手放せませんわ……💦
ここでデイドリRIの第2話を振り返ると、いろいろ納得できると思います。
クロエお姉様にとって最高のハピエンはミシェルくんが肉体を取り戻すことですが、それはもう叶わない。弟がサイボーグであることとどう向き合っていくのか。どこを妥協点として幸せを見つけるのかが焦点になってきますね。このあたりはこれからの本編でも描いていきたいと思います。
ただ美しくて高飛車なだけじゃないクロエお姉様の魅力をこれからもたっぷりとご堪能ください!✨

次回からはまたペンギン退治に戻ります!
そして意図せずサイボーグ化してしまったミシェルくんの内心にも触れていく予定です。
デイドリRIは15話あたりで完結の予定です。残り三分の一程度ですが、どうぞよろしくお願いします~!(≧▽≦)

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